アジア
鈴木外務大臣政務官の東ティモール及び韓国訪問
令和元年9月2日
8月29日から9月2日まで, 鈴木憲和外務大臣政務官は,東ティモール民主共和国及び韓国を訪問したところ,概要は以下のとおりです。
1 東ティモール(8月30日及び31日)
(1)東ティモール住民投票20周年記念式典
鈴木政務官は,東ティモール住民投票20周年記念式典に我が国代表として出席し,ル・オロ東ティモール大統領を含む東ティモール政府要人及び列席の各国要人とともに,住民投票20周年に祝意を表しました。
(2)東ティモール要人との会談
ア ル・オロ大統領
鈴木政務官は,ル・オロ大統領を表敬し,東ティモールの住民投票20周年に祝意を表し,東ティモールの国造りを今後も一貫して支援していく我が国の決意を伝えました。これに対し,大統領より謝意が表されました。
イ ルアク首相
鈴木政務官は,ルアク首相を表敬し,各分野における二国間関係の強化や地域情勢について忌憚のない意見交換を行いました。
ウ バボ外務・協力大臣
鈴木政務官は,バボ外務・協力大臣を表敬し,教育・人材育成,人的交流,経済・インフラ等の分野における二国間協力の更なる強化や日本・東ティモール・インドネシア三カ国協力の枠組みにおける海洋分野等の協力の推進について確認するとともに,地域情勢について意見交換を行いました。
2 韓国(9月1日)
(1)「日韓交流おまつり2019 in Seoul」


鈴木政務官は,「日韓交流おまつり2019 in Seoulの開幕式に出席し,日韓両政府の関係が困難な状況にあっても,両国間の将来のために,相互理解の基盤となる国民間の交流はこれからもしっかり続けていくべき旨祝辞を述べました。
(2)李泰鎬(イ・テホ)外交部第2次官との会談
鈴木政務官は,李泰鎬外交部第2次官と会談し,両国間の人的交流について意見交換するとともに,先般の韓国側による日韓GSOMIAの終了決定及びその通告,旧朝鮮半島出身労働者を巡る問題について,我が国の立場につき改めて伝達しました。また,韓国側から,我が国の輸出管理措置の見直しについて提起があったのに対し,我が方から,従来の我が国の立場を改めて説明しました。
(参考1)東ティモール住民投票20周年記念式典
(1)1999年8月30日,東ティモールにおいて,インドネシアからの独立回復の是非を問う住民投票が実施され,78.5%が独立回復を選択する票を投じた(その後2002年5月に独立回復を遂げた。)。
(2)東ティモール政府は,住民投票を歴史的な出来事として重視しており,本年8月30日に同国政府主催により20周年記念式典が開催された。
(参考2)日韓交流おまつり
日韓最大の文化交流行事。日韓国交正常化を記念し,2005年から毎年ソウルで開催。2009年以降はソウルに加え東京でも毎年開催。本年は9月1日(日曜日)にソウルで,9月28日(土曜日)及び29日(日曜日)に東京で開催予定。
(参考1)東ティモール住民投票20周年記念式典
(1)1999年8月30日,東ティモールにおいて,インドネシアからの独立回復の是非を問う住民投票が実施され,78.5%が独立回復を選択する票を投じた(その後2002年5月に独立回復を遂げた。)。
(2)東ティモール政府は,住民投票を歴史的な出来事として重視しており,本年8月30日に同国政府主催により20周年記念式典が開催された。
(参考2)日韓交流おまつり
日韓最大の文化交流行事。日韓国交正常化を記念し,2005年から毎年ソウルで開催。2009年以降はソウルに加え東京でも毎年開催。本年は9月1日(日曜日)にソウルで,9月28日(土曜日)及び29日(日曜日)に東京で開催予定。