アジア

令和2年10月20日
10月18日から21日まで、菅眞理子総理夫人はベトナム及びインドネシアを訪問した菅総理に同行し、様々な活動を行いました。

ベトナム

1 文廟視察

1 文廟視察
現地時間10月19日(月曜日)午前9時00分から9時45分まで、チャン・グエット・トゥー・ベトナム社会主義共和国首相夫人(Madam. Tran Nguyet Thu、Spouse of the Prime Minister of the Socialist Republic of Viet Nam)の案内のもと、ハノイ市内にある文廟を視察しました。視察では、トゥー首相夫人と歴史的建造物が連なる境内を散策し、ベトナムで学問の神として祀られる初代学長チュー・ヴァン・アンの功績や、教育を重んじるベトナム人の精神の紹介に耳を傾け、ベトナム文化への理解を深めました。

[参考1] 文廟
儒教の祖である孔子を祀る孔子廟として1070年に建てられたベトナム最初の大学であり、ベトナムの代表的史跡。創設以降、文廟では官吏登用試験である科挙が行われ、歴代の科挙合格者の名前が刻まれた境内の石碑は、当時の貴重な歴史資料として、2010年にユネスコの世界記憶遺産に登録されている。

2 チャン・グエット・トゥー首相夫人主催昼食会

2 チャン・グエット・トゥー首相夫人主催昼食会
現地時間10月19日(月曜日)午前11時30分から午後1時5分まで、チャン・グエット・トゥー首相夫人主催昼食会に出席しました。アオザイ等伝統衣装のショーやベトナム伝統楽器の演奏を楽しみながら、トゥー首相夫人や出席者と日本とベトナムの文化交流を始めとした幅広い話題について意見交換しました。

3 ベトナム女性博物館視察

3 ベトナム女性博物館視察
現地時間10月19日(月曜日)午後1時15分から2時05分まで、ベトナム女性博物館を訪れました。ハー・ティ・ガー・ベトナム婦人連合会会長らによる出迎えを受け、ベトナムの歴史における女性の活躍、特色豊かな民族衣装・装飾品に関する展示や、ベトナム人による生花の作品等を視察しました。また、ガー婦人連合会会長から、ベトナムにおける女性の地位向上や社会的弱者への支援の取組について、説明を受けました。

[参考2] ベトナム女性博物館
ベトナムの女性をテーマにした博物館で、女性に焦点を当て、ベトナムの歴史や伝統行事、民族衣装や装飾品に関する展示をしている。女性や社会的弱者の地位向上や男女平等を理念として全国的な活動を展開するベトナム婦人連合会により運営されている。

インドネシア

イリアナ・インドネシア大統領夫人との懇談

イリアナ・インドネシア大統領夫人との懇談 写真提供:インドネシア大統領府広報局
現地時間10月20日(火曜日)午後4時15分から約50分間、インドネシア訪問中の菅眞理子総理夫人は、ボゴールの大統領宮殿でイリアナ大統領夫人(Madame Iriana Joko Widodo, First Lady of the Republic of Indonesia)と懇談しました。イリアナ大統領夫人から、今回の訪問について歓迎の意が表され、これに対し、菅総理夫人から、今回、初めての総理の外遊への同行となる点に言及しつつ謝意を伝えました。両夫人は、語学や文化等を通じた二国間の交流等について意見交換しました。その後、菅総理夫人は、15,000種以上の植物が生息する同宮殿敷地内のボゴール植物園を約30分間、視察しました。

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