マレーシア
岸田裕子総理夫人動静
(11月5日(日曜日))
1 クアラルンプール日本人墓地献花
岸田裕子総理夫人は、岸田総理と共にクアラルンプール日本人墓地において献花を行い、日マレーシア関係に尽くした先人を慰霊しました。
2 マラヤ大学予備教育部日本留学特別コース視察


岸田総理夫人は、マラヤ大学を訪問し、予備教育部日本留学特別コースの概要につき説明を受けるとともに、日本への留学を控えたマレーシア人学生の方々と同コースでの教育や日本留学について意見交換を行いました。岸田総理夫人は、これまでの留学生の多くが日本留学後、日・マレーシア間の橋渡し役として大いに活躍していることを紹介し、これから日本で学ぶ学生達に対し、「これからもがんばって日本語の勉強を続けてください」と激励しました。

3 クアラルンプール日本人会主催バザー訪問

岸田総理夫人は、伝統あるクアラルンプール日本人会主催バザーの会場を訪問し、大勢の人でにぎわう現地日本人コミュニティとマレーシア人との交流の現場を体験しました。
4 アンワル首相夫人との懇談

岸田総理夫人は、マレーシア首相公邸において、2か月ぶりにワン・アジザ首相夫人と再会し、懇談しました。ワン・アジザ首相夫人からマレーシアのハーブや果物などの食文化について紹介があり、お互いの文化等について意見を交換し、交流を深めました。
5 アンワル首相主催午餐会


岸田総理夫人は、岸田総理と共にアンワル首相主催午餐会に出席し、参加者との交流を深めました。

クアラルンプール日本人墓地は、明治32年(1899年)に開設され、2エーカー(8,093m2)の土地に、戦前の被葬者は270名余(うち7割が女性)、戦中・戦後は200名余(うち8割が軍関係者)、無名の埋葬者を含めると総数560名が埋葬されている。
墓地内には、無名の方々を祀る「空無縁之塔」、太平洋戦争の犠牲者の慰霊塔、1977年にクアラルンプールで発生した日航機事故の犠牲者のための慰霊碑等があり、2018年には在マレーシア全日本人会によりマレーシアで亡くなられた全ての日本人を慰霊する慰霊碑が建立された。
マラヤ大学予備教育部日本留学特別コースでは、マレーシア国内の中等教育(修業年数は初等教育を含め11年)を修了したマレー系学生からマレーシア人事院が選抜した学生に対し、2年間の予備教育(日本語の授業及び日本語による教科の授業)を行い、日本留学試験で基準点を超えた学生を日本の国立大学に留学させてきている。
クアラルンプール日本人会主催バザーはマレーシアの恵まれない人々への支援を目的として、クアラルンプール日本人会が、1972年から51年にわたり開催している歴史ある活動であり、同バザーの収益金は、複数のマレーシアの障がい者福祉施設・団体に寄付される。これら施設等に対しては、「かとれあ会」等が年間を通じてボランティアとして訪問し活動の支援を行っている。