外務副大臣・外務大臣政務官

　27日，三ツ矢憲生外務副大臣は，閣僚級招へいで来日中のモハマド・マフッド・インドネシア元憲法裁判所長官(Mr. Mohd Mahfud MD, the former Chief Justice, the Constitutional Court of the Republic of Indonesia)と会談を行ったところ，概要は以下のとおりです。

 

1．三ツ矢副大臣から，日本として，ASEANの大国であり，戦略的利益を共有するインドネシアとの「戦略的パートナーシップ」を重視している，今後とも，ジャカルタ首都圏投資促進特別地域（MPA）などを通じて，ジャカルタのインフラ整備を支援していきたい旨述べました。また，東日本大震災におけるインドネシアからの支援に感謝を述べるとともに，自然災害多発国同士，自然災害対策でも協力していきたい旨述べました。更に，JENESYS2．0やイスラム寄宿塾招へいなどの交流事業が両国の若者の相互理解を深め，良好な二国間関係の基盤になっている旨述べました。

 

2.これに対して，マフッド元長官からは，インドネシアの自然災害の際の日本の支援に感謝する，政治面でも対話を進めていくとともに，経済や文化の面でも日本との協力関係を強化していきたい旨述べました。

 

3．また，双方は，本年インドネシアで行われる総選挙及び大統領選挙や両国の政治動向等について意見交換を行いました。