インドネシア共和国

平成29年10月17日
(写真1)企業現場の視察の様子 企業現場の視察:東京
(写真2)農業高校の教員との意見交換の様子 農業高校の教員との意見交換:大阪
  1. 10月3日(火曜日)から10月12日(木曜日)まで,外務省の招へいによりインドネシアのイスラム寄宿塾(プサントレン)の教師一行が訪日しました。
  2. この招へい事業は,インドネシアにおける教育及び思想の形成に重要な役割を有するイスラム寄宿塾教師を招へいし,教育分野や文化面における日本とインドネシア間の交流及び相互理解の促進を図るとともに,同国のイスラム寄宿塾における教育の質の一層の向上を支援するものです。
  3. イスラム寄宿塾教師一行は,東京,広島,神戸,京都,奈良,大阪などを訪問し,日本の教育現場及び企業現場の視察や,教師・学生・有識者との意見交換,日本に在住するムスリムの方々との交流,広島での平和学習及びホームステイ・プログラムなどを経験しました。

(参考1)インドネシア・イスラム寄宿塾(プサントレン)
 インドネシアにおいて,地域の青少年に対して宗教教育を行っている主に寄宿制の学校で,普通教育を導入しているところも多い。インドネシア国内に約27,000校あり,約350万人の生徒が学んでいる。

(参考2)イスラム寄宿塾教師招へい
 平成16年度から毎年実施しており,今回で14回目。これまでに158名を訪日招へい。帰国後も,参加者が日本での経験を教育カリキュラムに導入したり,在インドネシア日本国大使館主催の行事に招待したりするなど,相互理解の促進及び協力関係の強化に役立っている。マレーシアにおいても,昨年度より同様の招へい事業を実施している。

(写真3)東大寺森本長老との宗教間対話の様子 東大寺森本長老との宗教間対話:奈良
(写真4)妙心寺退蔵院松山副住職との宗教間対話の様子 妙心寺退蔵院松山副住職との宗教間対話:京都

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