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第1陣ベトナム人看護師・介護福祉士候補者の入国及び訪日後日本語研修開講式の開催
平成26年6月11日



6月6日(金曜日),日・ベトナム経済連携協定に基づき,我が国が初めて受け入れるベトナム人看護師・介護福祉士候補者計138名が入国しました。続いて,6月9日(月曜日),千葉県の幕張国際研修センターにおいて,同候補者を対象とした,訪日後日本語研修の開講式が開催されたところ,その概要は以下のとおりです。
1 開講式には,看護師候補者21名,介護福祉士候補者117名,全国の受入れ病院・施設の関係者75名,日本側から木原誠二外務大臣政務官が,ベトナム側からはドン・スアン・フン駐日ベトナム大使ほかが出席しました。
2 木原外務大臣政務官から,候補者の皆様が日本で働くことは,看護・介護技術の向上のみにとどまらず,日本とベトナムの相互理解を深め,友好関係を強化していくことにもつながっていく旨祝辞を述べました。また,フン在京大使より,第1陣候補者は後輩のためにも越日友好のためにも努力するよう激励があり,続いて,看護師候補者代表からは,日本で看護技術を学ぶという私の夢は自分だけのものではなく,支えてくれる方々,ベトナムの看護の発展のために頑張っていきたい旨抱負を披露しました。
3 候補者は,2か月間の本研修及び続いて2週間の看護・介護導入研修を受講した後,8月中旬より全国の受入れ病院及び介護施設における就労を開始し,看護師候補者は3年の間,介護福祉士候補者は4年の間に国家試験の合格を目指すことになります。