タイ王国

平成30年6月22日
河野外務大臣のデンソー・タイランド・バンパゴン工場視察1
河野外務大臣のデンソー・タイランド・バンパゴン工場視察2
河野外務大臣のデンソー・タイランド・バンパゴン工場視察3
  1. 6月22日,タイを訪問中の河野太郎外務大臣は,タイ政府が高付加価値産業の投資誘致・育成を通じて,中長期的に更なる経済成長を目指すための政策「タイランド4.0」の中核と位置づけられる事業として開発を進めている東部経済回廊(EEC)に位置するアマタチョンブリー工業団地内のデンソー・タイランド・バンパゴン工場を訪問し,山口・デンソー・インターナショナル・アジア社長の説明を受けつつ視察しました。
  2. デンソー・タイランド・バンパゴン工場では労働者に配慮した自動化の推進,深層現地化(部素材だけでなく,設備や工具まで現地化)などを体現する新興国のモデル工場として,タイ政府からも高い評価を受けている他,2005年には,グローバル本社で行っていた技術・技能教育を地域でも行う体制を整備するため,デンソー・トレー二ングアカデミー・タイランドを設立し,タイ政府が重視する高度産業の人材育成に貢献しています。
【参考】東部経済回廊(EEC)及びアマタチョンブリー工業団地 EEC(Eastern Economic Corridor)は,タイ政府が,バンコク東部に位置し産業集積地となっている東部3県(チョンブリー県・チャチュンサオ県・ラヨーン県)を対象に,投資優遇地として設定した経済特区。タイが中進国から脱却し,高付加価値産業の投資誘致・育成を通じて,中長期的に更なる経済成長を目指すための政策「タイランド4.0」の中核と位置づけられる開発事業。 アマタチョンブリー工業団地はそのEECに位置するタイ最大規模の工業団地の一つ。進出する700社以上の企業の内,約500社が日系企業で,自動車関連企業が集積している。

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