カンボジア王国
上川外務大臣によるフン・セン・カンボジア上院議長表敬
令和6年7月6日


現地時間7月6日午前10時40分(日本時間同日午前12時)から約30分間、カンボジア王国を訪問中の上川外務大臣は、フン・セン・カンボジア上院議長(Samdech Akka Moha Sena Padei Techo HUN SEN, President of the Senate of the Kingdom of Cambodia)を表敬したところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭
上川大臣から、フン・セン上院議長の就任に祝意を表し、2005年以来の再会を果たすことができて光栄である旨述べると共に、カンボジアの経済発展と日カンボジア間の信頼関係構築に大きな役割を果たされたフン・セン上院議長に敬意を表しました。
これに対し、フン・セン上院議長より、再会を嬉しく思う、上院議長就任への祝意に感謝する旨述べました。 - 二国間関係
上川大臣から、人材育成と日本の技術活用に重点を置き、カンボジアの持続性強化と更なる社会的価値の共創に向けて、水とデジタルなど社会基盤整備、海の連結性、地雷対策などにおいて協力していきたい旨述べました。
これに対し、フン・セン上院議長から、カンボジアの和平・復興・発展における日本の協力に謝意表明があり、水分野や地雷分野における日本との連携をさらに進めたい旨述べました。
その他、両者は、カンボジアの民主的発展、法の支配の重要性、海上安全保障や日本企業の投資促進についても議論を行いました。 - 地域・国際情勢
上川大臣とフン・セン上院議長は、地域・国際社会の諸課題についても意見交換を行い、ミャンマー、北朝鮮、イスラエル・パレスチナ、ウクライナ情勢に関しても連携していくことで一致しました。