報道発表

日・モーリシャス外相会談

令和7年7月15日
ラムフル大臣と握手する岩屋外務大臣
日・モーリシャス外相会談の様子

 7月15日、午後2時から約35分間、岩屋毅外務大臣は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の機会に訪日中のダナンジェイ・ラムフル・モーリシャス共和国外務・地域統合・国際貿易大臣(Hon. Dhananjay Ramful, Minister of Foreign Affairs, Regional Integration and International Trade, Republic of Mauritius)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣から、アジアとアフリカをつなぐインド洋の要衝に位置するモーリシャスは法の支配に基づく「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」推進の重要なパートナーであり、来月のTICAD9の機会も捉え、一層緊密に連携していきたい旨述べました。
  2. これに対し、ラムフル大臣から、様々な分野での我が国による協力に対する謝意が示されました。また、両国の良好な関係に言及しつつ、経済分野を始めとして、二国間関係の一層の強化への期待が示されました。
  3. 両外相は、FOIP推進の観点からも、インド太平洋地域の平和と安定に向け、海洋安全保障等の取組を推進していくことで一致しました。また、アフリカへの投資のゲートウェーである同国における日本企業の一層の進出に向け協力していくことを確認しました。
  4. 両外相は、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢、国連安保理改革等について意見交換を行い、地域・国際場裡での連携を一層強化していくことを確認しました。ラムフル大臣からは、拉致問題の即時解決に向けた日本の取組への支持が示されました。

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