報道発表
英利外務大臣政務官の「レソトに力を:内陸の開発途上国におけるエネルギー転換促進のための資金動員」シンポジウムへの出席
令和7年7月3日


7月3日、英利アルフィヤ外務大臣政務官は、国連大学及び在京レソト大使館が共催し、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のナショナル・デー行事に参加するため訪日しているレツィエ3世・レソト王国国王陛下(H.M. Letsie III, King of the Kingdom of Lesotho)及びマセナテ・モハト・セイーソ同王妃陛下(H.M. Queen Masenate Mohato Seeiso)が御臨席したシンポジウム「レソトに力を:内陸の開発途上国におけるエネルギー転換促進のための資金動員」に出席し、外務省を代表して来賓挨拶を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、英利政務官は、レツィエ3世国王王妃両陛下の訪日を歓迎するとともに、日本とレソトが1971年の外交関係樹立以来、食料安全保障、再生可能エネルギー、教育、保健分野等における協力を通じて長年にわたり良好な関係を築いている旨述べました。
- また、英利政務官は、日本が2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指していることに触れつつ、豊富な水資源や高品質な再生可能エネルギー資源のポテンシャルを活かして再生可能エネルギーへの転換を積極的に進めるレソトとともに、世界における気候変動対策と経済発展をリードしたい旨述べました。
- 最後に、英利政務官は、本年8月に横浜で第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)が開催されることに触れ、今回のシンポジウムのテーマである再生可能エネルギー分野を含め、日本の技術や知見を生かし、日本とアフリカの双方の繁栄につながるような革新的な課題解決策を共に創り上げる機会としたい旨述べました。