報道発表

日・スイス外相会談

令和7年4月23日
カシス・スイス連邦外相と握手する岩屋外務大臣
日・スイス外相会談の様子

 4月23日、午後5時30分から約50分間、岩屋毅外務大臣は、2025年大阪・関西万博に出席するため訪日中のイニャツィオ・カシス・スイス連邦外務大臣(H.E. Mr. Ignazio Cassis, Head of the Federal Department of Foreign Affairs of the Swiss Confederation)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣から、スイスは価値や原則を共有するパートナーであり、国際情勢が厳しさを増す中で、同志国として連携を深めたい旨述べるとともに、二国間関係において、大阪・関西万博を通じた多角的な関係強化への期待を述べました。カシス外相は、昨日の同万博スイス・ナショナルデーに言及し、科学技術分野を含め両国の更なる関係発展を促進したい旨述べました。
  2. 両者はウクライナ情勢に関して意見交換を行い、岩屋大臣からは、スイスによる国際会議の主催を始めとするウクライナの和平及び復旧・復興への取組を評価する旨述べました。その上で、双方は、我が国が今秋に主催する地雷対策会議の成功に向けて協力していくことで一致しました。
  3. また、双方は、北朝鮮問題を含む東アジア情勢等についても率直な意見交換を行い、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

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