報道発表

ファヌヒザ・マダガスカル共和国大統領府次官による英利外務大臣政務官表敬

令和7年3月26日
ファヌヒザ・マダガスカル大統領府次官と握手をする英利外務大臣政務官
英利外務大臣政務官とファヌヒザ・マダガスカル大統領府次官との意見交換の様子

 3月26日、午後0時30分から約15分間、英利アルフィヤ外務大臣政務官は、ファヌヒザ・クロード・マダガスカル共和国大統領府次官(Mr. FANOHIZA Claude, General Secretary of the President's Office, Republic of Madagascar)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、英利政務官から、ファヌヒザ次官の初の訪日を歓迎するとともに、アジア・アフリカ・欧州を繋ぐ要衝に位置するマダガスカルは、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を推進する上で重要なパートナーであり、海の連結性の確保及び海洋保安能力の強化を通じ、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の維持に向けて日本として協力していきたい旨述べました。これに対して、ファヌヒザ次官は、これまでの日本からの支援への謝意を示すとともに、良好な友好関係を一層発展させたい旨述べました。
  2. 英利政務官は、マダガスカルは経済安全保障の観点からも日本にとって重要なパートナーであるとして、同国で実施されている日本の対アフリカ投資案件として最大規模のニッケル・コバルト生産事業に触れつつ、ビジネス環境の改善に向けた協力を要請しました。これに対して、ファヌヒザ次官は、同事業の安定的な運営に向けて、両国が引き続き連携していきたい旨述べました。
  3. 両者は、本年8月のTICAD9を見据えて、二国間関係のみならず国際場裏における協力関係を一層発展させていくことを確認しました。

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