報道発表

国連訓練調査研究所(UNITAR)主催「しまなみコレクティブ:自由で開かれたインド太平洋のための、海と人間の安全保障」研修生による松本外務大臣政務官表敬

令和7年2月19日
UNITAR研修プログラム参加の研修生の前で挨拶をする松本外務大臣政務官
松本尚外務大臣政務官とUNITAR研修プログラム参加の計50名の研修生との記念写真

 2月19日、午前10時から約30分間、松本尚外務大臣政務官は、国連訓練調査研究所(UNITAR)の研修プログラム「しまなみコレクティブ:自由で開かれたインド太平洋のための、海と人間の安全保障」への参加のため来日中の計50名の研修生、及び三上知佐UNITAR広島事務所所長による表敬を受けたところ、概要は次のとおりです。なお、本件研修は、日本政府からの支援を得て、UNITARが実施しているものです。

  1. 冒頭、松本政務官から、インド太平洋地域は、津波を含む自然の脅威に脆弱であり、我が国が有する知見を活かしつつ、インド太平洋諸国との協力を進めている旨述べました。
  2. これに対し、三上UNITAR所長から、本件研修に関する説明及び日本政府に対する謝意表明があった後、研修生の代表3名から、今般の研修の成果について紹介がありました。
  3. 最後に、松本政務官から、協力や協調を含む「和」の精神に触れつつ、この研修を含む人材育成は日本が一貫して重視してきた分野である点を強調するとともに、研修生から直接研修の成果について伺うことができて大変嬉しく思う、今後、それぞれの国で、この分野で大いに活躍されることを期待している、日本は皆さんと共にある旨述べました。
(参考1)国連訓練調査研究所(UNITAR)

 1963年(昭和38年)に設立。開発途上国の行政官の研修や国連の機能・目的に関連する調査を行うことを主な任務とする。本部はスイス・ジュネーブに所在。2003年(平成15年)に広島に所在する唯一の国際機関駐日事務所として広島事務所が設置された。

(参考2)研修プログラム「しまなみコレクティブ:自由で開かれたインド太平洋のための、海と人間の安全保障」

 海外の政府関係者等を対象に、海と人間の安全保障を目的とした能力構築支援であり、日本政府からの財政支援を受けて、UNITAR広島事務所が実施。今次訪日にあたっては、オンラインコース(フェーズ1)の中から、特に優秀な成績を収めた50名の研修生(ASEAN各国(シンガポール除く)、インド、スリランカ、フィジー、パプアニューギニア、サモア、ソロモン諸島、トンガ、ツバル、バヌアツ)を選抜し、フェーズ1で学んだ内容について、実地研修を含め、より深い理解を得ることを目的として実施。

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