報道発表
日加外相会談
令和6年7月22日


7月22日午後0時10分から約50分間、上川陽子外務大臣は、訪日中のメラニー・ジョリー・カナダ外務大臣(The Honourable Mélanie Joly, Minister of Foreign Affairs of Canada)との間でワーキング・ランチ形式の会談を和やかな雰囲気で行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣から、本年1月のモントリオールでの外相会談以来の二国間会談を嬉しく思う、カナダがインド太平洋地域に強いコミットメントを持ち同地域を自国の新たな成長の鍵として捉え我が国との協力強化を強く求めていることを実感している、国際情勢における日加及びG7での協力、日加アクション・プランを通じた協力をジョリー外相と更に前進させるべく議論したい旨述べました。
- 上川大臣から、「自由で開かれたインド太平洋に資する日加アクション・プラン」が着実に進展し、共同訓練やIUU漁業監視活動などにおいて新たな協力も進められていることを歓迎しました。さらに、FMCTフレンズにカナダが参加したことに対する歓迎の意を伝えました。
- また、両外相は、電気自動車(EV)フルバリューチェーン構築における協力を含め、経済面での二国間協力を進めるべく引き続き連携していくことで一致するとともに、女性・平和・安全保障(WPS)や北極に関する二国間協力を引き続き推進していくことで一致しました。
- 両外相は、中国、東南アジア諸国及び太平洋島嶼国、核・ミサイル活動及び拉致問題を含む北朝鮮情勢等のインド太平洋情勢等について意見交換を行いました。