報道発表
日・ベルギー外相電話会談
令和6年5月29日
5月29日、午後5時から約35分間、上川陽子外務大臣は、ハジャ・ラビブ・ベルギー王国外務・欧州問題・対外貿易・連邦文化施設相(H.E. Ms. Hadja LAHBIB, Minister of Foreign Affairs, European Affairs and Foreign Trade and the Federal Cultural Institutions of the Kingdom of Belgium)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、ラビブ外相から、就任後初めてお話しする機会を持つことができうれしい、2022年にアストリッド王女率いる経済ミッションに同行して訪日したことは良い思い出であり、日・ベルギー関係を一層強化していきたい旨発言があり、上川大臣から、ベルギーは、価値や原則を共有する戦略的パートナーであり、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて緊密に連携していきたい旨述べました。
- 両外相は、日・ベルギー二国間関係、明年の大阪・関西万博や、2026年(令和8年)の日・ベルギー友好160周年に向けて連携を強化していくことで一致しました。また、両外相は、共に女性の外相として国際社会におけるWPS推進を含むジェンダー分野でも協働していくことで一致しました。
- ラビブ外相から、日本のウクライナ支援について高い評価があり、両外相は、先日の北朝鮮による弾道ミサイル技術を使用した発射を含む東アジア、ウクライナ、中東情勢等の地域情勢について意見交換を行い、連携していくことで一致しました。