報道発表
国連訓練調査研究所(UNITAR)主催「グレート・アイデア・スペース・ベンチャーラボ・ワークショップ」研修生による高村外務大臣政務官表敬
令和6年2月15日



2月15日、午後5時00分から約30分間、高村外務大臣政務官は、国連訓練調査研究所(UNITAR)の研修プログラム「グレート・アイデア・スペース・ベンチャーラボ・ワークショップ」への参加のため、南スーダン、イラク、ヨルダン、レバノンから来日中の計35名の研修生(スタートアップ・ビジネスをローンチ(Launch)する予定のある各国のユース)及び三上UNITAR広島事務所所長の表敬を受けました。概要は次のとおりです。なお、本件研修は、UNITARが日本政府からの支援を得て実施しているものです。
- 冒頭、高村政務官から、スタートアップが、世界の課題に対してビジネスを通じて、新しい解決策を打ち出していくという重要な役割を有している旨述べた上で、SDGs達成に大きな遅れが生じている中、日本が「人間の安全保障」を柱として行っている取組を紹介しました。
- これに対し、三上所長から、本件研修に関する説明及び日本政府に対する謝意表明が行われた後、4か国の研修生代表4名から、今次研修を通じて、それぞれが取り組むスタートアップ事業についての紹介が行われました。
- 最後に、高村政務官から、各研修生のスタートアップ事業について、興味深く聞くことができてうれしい旨述べるとともに広島でのワークショップの成果を生かして、今後、大いに活躍されることを期待する旨述べました。
(参考1)国連訓練調査研究所(UNITAR)
第36回国連経済社会理事会決議985及び第18回国連総会決議1934に基づき、1963年に発足。国連自体の能率を高め、平和と安全の維持及び経済社会開発を図ることを目的とし、主に開発途上国の行政官の研修及び国連の機能・目的に関連する調査を行うことを任務とする。
(参考2)研修プログラム「グレート・アイデア・スペース・ベンチャーラボ・ワークショップ」
UNITAR広島事務所が実施する、南スーダン、イラク、ヨルダン、レバノンから参加する36名の研修生が、世の中の課題に対して新しい解決策を打ち出すビジネスモデルを確立するために必要なスキルや思考を身につけることを目的とし、起業家による講義、グループワーク、現地視察などを通じた、より実践型のワークショップ。日本政府からの財政支援を受けて実施する研修プログラムの一部として実施。