報道発表

第18回アジア不拡散協議の開催(結果)

令和5年12月14日
歓迎レセプションにてスピーチをする深澤政務官の様子
第18回アジア不拡散協議の様子

 12月12日及び13日、外務省は、第18回アジア不拡散協議(The 18th Asia Senior-Level Talks on Non-Proliferation:ASTOP)を開催し、主催国である我が国のほか、ASEAN各国、豪州、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、オランダ、ニュージーランド、韓国、英国、米国から担当局長等の政府関係者が参加しました。

  1. 今回の協議は北川克郎軍縮不拡散・科学部長が議長を務め、主に以下の点について、今後の具体的な行動につなげていくという観点から、活発な情報共有及び意見交換が行われました。
    1. アジアにおける拡散金融、ミサイル技術の拡散などの拡散課題
    2. 輸出管理の強化に関する各国の具体的な取組や課題及び能力構築における協力
    3. 拡散に対する安全保障構想(PSI)及びIAEA保障措置と追加議定書などの国際的な不拡散の取組
  2. 協議の期間中、深澤陽一外務大臣政務官が歓迎レセプションを主催し、本協議が20周年を迎えることを述べました。この20年間で不拡散を取り巻く国際状況は大きく変化したことを述べた上で、国際的な不拡散体制の強化は、アジアが引き続き世界の成長センターであり続けるために不可欠であることを強調しました。

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