報道発表

アフナ・エザコンワ国連開発計画(UNDP)総裁補兼アフリカ局長による藤井外務副大臣表敬

令和7年3月4日
エザコンワUNDP総裁補兼アフリカ局長と握手をする藤井外務副大臣
藤井外務副大臣とエザコンワUNDP総裁補兼アフリカ局長との意見交換の様子

 3月4日、午前11時から約30分間、藤井比早之外務副大臣は、アフナ・エザコンワ国連開発計画(UNDP)総裁補兼アフリカ局長(Ms. Ahunna Eziakonwa-Onochie, Assistant Administrator and Director of the Regional Bureau for Africa, United Nations Development Programme)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、藤井副大臣から、複合的な危機により国際社会の分断や対立が深刻化する中、日本は、国連を中核とした多国間主義を重視しており、持続可能な開発目標(SDGs)や人間の安全保障を始めとする開発分野で国連をリードするUNDPとの戦略的なパートナーシップを強化したい旨述べました。
  2. また、藤井副大臣から、本年8月に横浜で開催するTICAD 9では、アフリカ及び国際社会の様々な課題に対する革新的解決策を、アフリカと共に創り上げるべく、TICAD共催者であるUNDPと連携していきたい旨述べました。
  3. これに対し、エザコンワ局長は、UNDPに対する日本の貢献に謝意を述べるとともに、アフリカにおけるUNDPの取組を説明しました。
  4. 双方は、TICAD 9の成功に向け引き続き緊密にしていくことで一致しました。また、双方は、UNDPの有するネットワークやノウハウ、革新的なアイデアも活用しつつ、日本とアフリカの若者の交流も含む様々なパートナーシップを深化していくことで一致しました。
(参考)国連開発計画(UNDP)

 UNDPは、国連システム最大の開発機関であり、高い専門的知識と豊富な経験、グローバルなネットワークを有し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取組の促進において主導的な役割を果たしている。
 日本にとってUNDPは、アフリカ開発会議(TICAD)の共催、人間の安全保障の普及・推進、保健(ユニバーサルヘルスカバレッジ/UHC)、ジェンダー平等、気候変動対策支援等、地球規模課題解決に向けた開発協力など、開発アジェンダの推進における重要なパートナー。


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