報道発表
ウィグナラジャ国連開発計画(UNDP)総裁補兼アジア太平洋局長による穂坂外務大臣政務官表敬
令和5年11月7日


11月7日、午後3時から約20分間、穂坂泰外務大臣政務官は、カンニ・ウィグナラジャ国連開発計画(UNDP)総裁補兼アジア太平洋局長(Ms. Kanni Wignaraja, Assistant Administrator and Director of the Regional Bureau for Asia and the Pacific, United Nations Development Programme (UNDP))による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、穂坂外務大臣政務官から、アジア太平洋局長就任後初の訪日を歓迎するとともに、戦略的なパートナーであるUNDPとの間で、アジア太平洋におけるSDGsの達成に向けた取組を加速するため、連携を強化していきたい旨述べました。また、国際社会が直面する複合的危機への対処にあたっては、「人間の尊厳」に焦点を当てた、人間中心の国際協力の推進が重要である旨指摘しつつ、気候変動や防災、国際保健を始めとする地球規模課題、民主化、ガバナンス、インフラ支援などの幅広い分野での協力を強化し、アジア太平洋地域における開発現場での人間の安全保障の実践で連携していきたい旨述べました。
- これに対しウィグナラジャ局長からは、日本のUNDPに対するこれまでの支援に感謝するとともに、アジア太平洋の各国・地域の開発課題や地球規模課題に、共に緊密に連携して対応していきたい旨述べました。両者は、アジア太平洋地域における協力強化のための議論を深めていくことで一致しました。
(参考)国連開発計画(UNDP)
UNDPは、国連システム最大の開発機関であり、高い専門的知識と豊富な経験、グローバルなネットワークを有し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取組の促進において主導的な役割を果たしている。