報道発表
第13回日・UNDP戦略対話の開催(結果)
令和5年11月6日

11月1日及び2日、第13回日・UNDP戦略対話が外務省にて開催され、外務省側からは赤堀毅地球規模課題審議官等が、UNDP側からは、ウリカ・モデール国連開発計画(UNDP)総裁補兼対外関係・アドボカシー局長(Ms. Ulrika Modéer, UN Assistant Secretary-General, UNDP Assistant Administrator and Director of the Bureau of External Relations and Advocacy)等が対面にて参加した他、アヒム・シュタイナーUNDP総裁(Mr. Achim Steiner, UNDP Administrator)及び徐浩良(シュウ・ハオリヤン)UNDP副総裁(Mr. Haoliang Xu, UNDP Associate Administrator)が部分的にオンラインで参加しました。
- 本対話では、国際社会が複合的な危機に直面する中、「人間の尊厳」に焦点を当てた人間中心の国際協力を推進していく観点から、人間の安全保障、持続可能な開発目標(SDGs)、人道・開発・平和の連携(ネクサス)、国際保健・気候変動などの地球規模課題、ウクライナや中東、アフリカ等における連携のあり方について意見交換が行われました。
- 先方から、日本政府からの拠出によってUNDPの活動が支えられていることにつき、深い謝意が示されました。両者は、人間の安全保障の主流化及び実践において引き続き連携していくことを確認したほか、国連を始めとする国際場裏での協力を強化していくことで一致しました。
(参考)国連開発計画(UNDP)
UNDPは、国連システム最大の開発機関であり、高い専門的知識と豊富な経験、グローバルなネットワークを有し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取組の促進において主導的な役割を果たしている。