報道発表
日NATOシンポジウムの開催(概要)
平成25年7月1日

- 6月27日,東京(三田共用会議所)において外務省は,北大西洋条約機構(NATO)と日NATOシンポジウム「新規安全保障課題におけるNATOの役割と日NATO協力」を開催しました。
- このシンポジウムは,化学,生物,放射性物質及び核(CBRN)やサイバー防衛といった新規安全保障課題への対処における日NATO協力のあり方について議論し,将来の具体的な協力に発展させていくことを目的として,日本政府関係者,NATO関係者,有識者等が参加して開催されたものです。
- 冒頭,城内実外務大臣政務官が,日NATO間で協力することの意義に触れつつ歓迎挨拶を行い,日本側からは,引原毅外務省欧州局審議官が,NATO側からは,マイケル・ガウル新規安全保障課題局シニアアドバイザーが基調講演を行いました。引き続き,NATOの平和と安全保障のための科学(SPS)プログラム,CBRN及びサイバー防衛等の新規安全保障課題をテーマとする3つのセッションが行われました。
(参考)
NATOは,西欧防衛を目的として1949年に12か国で設立,北米及び欧州28か国が加盟。日本は,韓国,豪州,NZ,イラク,アフガニスタン,モンゴル,パキスタンと共に「世界におけるパートナー(Partners across the globe)」の一員。