報道発表
城内外務大臣政務官とパンジキゼ・グルジア外務大臣の会談
平成25年5月22日
5月21日午後7時から約2時間、城内実外務大臣政務官は、訪日中のマイア・パンジキゼ・グルジア外務大臣(H.E. Dr.Maia PANJIKIDZE, Minister of Foreign Affairs of Georgia)と夕食を交えつつ会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、城内大臣政務官よりパンジキゼ外相の初の訪日を歓迎しつつ、アジア諸国の中でいち早く日本を訪問したことは日本重視の表れであるとして謝意を表明しました。その上で、我が国と基本的価値を共有するグルジアは旧ソ連諸国の中でも民主化・市場経済化を成功裡に進めているモデル国というべき存在であると評価した上で、引き続きグルジアの国造りに協力していく意向を表明しました。これに対しパンジキゼ外相より、訪日はかねてからの希望であるとした上で、独立以来の我が国からグルジアへの支援や協力に対する謝意が示されるとともに、京都において日本庭園や寺社を訪問し、日本文化や日本の美に魅了された旨応じました。
- パンジキゼ外相より,二国間関係全般、特に経済関係の強化に関する強い意欲が表明されたことを踏まえ、双方は経済関係強化に向けた方途につき意見交換するとともに、二国間関係の一層の発展に向けてハイレベルの往来を加速化させる必要性につき見解を共有しました。
- また、城内大臣政務官とパンジキゼ外相は外交官としてドイツに勤務した経験を有することから、ドイツをはじめとするEU情勢につき意見を交わすとともに、ロシア及び東アジア情勢についても意見交換を行いました。