報道発表

阿部外務大臣政務官とベルギー王国王女アストリッド殿下との会談

平成25年4月23日
阿部外務大臣政務官とベルギー王国王女アストリッド殿下との会談

 本23日午後1時20分から約20分間,阿部俊子外務大臣政務官は,4月25日の世界マラリア・デーに合わせ,ロールバック・マラリア・パートナーシップ事業の一環として来日中のベルギー王国の王女アストリッド殿下(Her Royal Highness Princess Astrid)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭発言,日・ベルギー二国間関係
     阿部政務官より,ロールバック・マラリア・パートナーシップ特別代表を務めるアストリッド殿下の来日を歓迎する旨述べました。また,昨年6月に,300名に上る経済ミッションを率いて来日したフィリップ皇太子同妃両殿下にも言及しつつ,今回の来日が,より一層両国関係を強化することを期待する旨述べました。
  2. マラリア等感染症対策

    (1)アストリッド殿下より,ロールバック・マラリア・パートナーシップの取組について説明がありました。また,世界的な経済危機の影響で,各国からの支援の減少が懸念される中,二国間,多国間の枠組みを通じて,日本が引き続きマラリア対策に貢献することを期待する旨述べました。

    (2)これに対し,阿部政務官より,日本としては,今後とも,国際協力機構(JICA)や世界エイズ・結核・マラリア基金(世界基金)を通じて,マラリア等感染症対策に貢献していく旨を強調するとともに,ロールバック・マラリア・パートナーシップとも連携を図っていきたい旨述べました。

(参考)「ロールバック・マラリア」
 マラリアに関する国際的な支援強調の枠組みとして,ユニセフ,WHO,UNDP及び世界銀行により1998年に設立。WHO内に事務局を置く。500以上の官民の機関・団体がパートナーとして参加し,途上国におけるマラリア対策のための政策提案,技術支援等を実施。我が国はWHOを通じてロールバック・マラリアの活動に協力。


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