報道発表

深澤外務大臣政務官とサス=ンゲソ・コンゴ共和国国際協力・官民連携推進大臣との会談

令和5年10月10日
サス=ンゲソ大臣と握手しながら記念撮影をする深澤外務大臣政務官
サス=ンゲソ大臣と会談をする深澤外務大臣政務官の様子

 10月10日、午前10時30分頃から約30分間、深澤陽一外務大臣政務官は、訪日中のドゥニ・クリステル・サス=ンゲソ・コンゴ共和国国際協力・官民連携推進大臣(H.E. Mr. Denis Christel SASSOU N’GUESSO, Minister of International Cooperation and Promotion of Public/Private Partnership of Republic of Congo)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、深澤政務官から、日本はアフリカと「共に成長するパートナー」であり、TICADプロセスを通じてコンゴ共和国と協力していきたい旨述べました。
  2. また、深澤政務官から、日本は、コンゴ共和国の持続的な経済成長のために協力していく旨述べました。その上で、双方は、今般、両政府間の技術協力協定に関して原則同意に至ったことを歓迎しました。
  3. さらに、深澤政務官から、ロシアによるウクライナ侵略を強く非難し、アフリカの食料安全保障の確保のため、国際場裡においても両国で一致して、引き続き協力していきたい旨述べました。これに対してサス=ンゲソ大臣は、コンゴ共和国は、地域のみならず国際社会の課題に関して、平和的解決を重視する国である旨述べました。
  4. 双方はこのほか、ALPS処理水の海洋放出、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応、安保理改革を含む国連の機能強化等について議論し、国際社会の諸課題において連携して取り組んでいくことを確認しました。

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