報道発表

水鳥国連事務総長特別代表(防災担当)兼国連防災機関長による上川外務大臣表敬

令和5年10月30日
着席し、意見交換を行う、上川大臣と水鳥特別代表の様子

 10月30日、午後6時15分から約15分間、上川陽子外務大臣は、訪日中の水鳥真美国連事務総長特別代表(防災担当)兼国連防災機関長(Ms. Mami Mizutori, Special Representative of the United Nations Secretary-General for Disaster Risk Reduction, and head of the United Nations Office for Disaster Risk Reduction (UNDRR))による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 上川大臣から、国際防災協力の推進に向けたUNDRRの取組及び水鳥特別代表のリーダーシップを高く評価する旨述べるとともに、「仙台防災枠組」の推進や「熊本イニシアティブ」の普及・啓発を含め、我が国としても引き続きしっかり取り組んでいく旨を述べました。
  2. これに対し、水鳥特別代表は、防災は日本がこれまで熱心に取り組んできた分野であり、SDGsの推進の観点からも、引き続き日本のリーダーシップに期待するとともに、今後とも、防災分野における日本とUNDRRとのパートナーシップを強化していきたい旨述べました。
  3. また、上川大臣から防災分野の取組を進める上で、次世代の参画が重要である旨述べるとともに、双方はジェンダーの視点を防災の施策に反映していくことの重要性で一致しました。
(参考)国連防災機関(UNDRR)

 UNDRRは2000年に設立された国連組織。持続可能な開発に不可欠な要素としての防災について、災害による被害・損失の減少、災害リスクの軽減を目指し、災害に強い国やコミュニティの構築を目的として様々な事業を実施。


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