報道発表

第8回世界水フォーラムの開催

平成30年3月14日

1 3月18日から23日まで,ブラジルのブラジリアにおいて,第8回世界水フォーラムが開催されます。

2 このフォーラムでは,日本より皇太子殿下が御臨席され,「水と災害」ハイレベルパネルで基調講演を行う予定です。また,関係各省庁関係者の出席が予定されています。

3 今回のフォーラムでは,「水の共有(Sharing Water)」を主要テーマとして,水に関する様々なテーマに関し,政治プロセス,テーマ別プロセス,地域プロセス,ハイレベルパネルなどで議論が行われ,世界の水問題解決のための閣僚声明が採択される予定です。

[参考]第8回世界水フォーラム
(1)世界の水問題を協議するため,世界水会議(WWC:民間のシンクタンク)とホスト国が共催する国際会議。3年に1度,3月22日の「世界水の日」を含む期間に1週間程度開催。モロッコ・マラケシュ(1997年),オランダ・ハーグ(2000年),京都・滋賀・大阪(2003年),メキシコ・メキシコシティ(2006年),トルコ・イスタンブール(2009年),フランス・マルセイユ(2012年),韓国・慶州(2015年)に続き,今回は第8回となる。

(2)今回のフォーラムの構成は,(ア)テーマプロセス(9つのテーマ,32のトピックに沿い,全体で約100のセッション(分科会)を開催),(イ)政治プロセス(閣僚級,国会議員,地方自治体,裁判官・検事の会議を開催),(ウ)ハイレベルパネル(「水と災害」16のテーマについて開催),(エ)地域プロセス(世界をアフリカ,アラブ,アメリカ,欧州,地中海沿岸,アジア太平洋の6地域に分けて,地域の行動に焦点),(オ)市民フォーラム,(カ)サステイナビリティ・フォーカス・グループ(各プロセス,イベントに持続可能性の観点を組み込むとともに,セッション等を開催)。これに加え,多数のサイドイベントや展示,水関連賞の授与式等が実施される。


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