報道発表

武井外務大臣政務官のナミビア訪問(結果)

平成29年7月1日

 6月30日(現地時間同日),武井俊輔外務大臣政務官は,ナミビア共和国を訪問し,政府関係者等との間で意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1  クーゴンゲルワ=アマディーラ首相への表敬
 武井政務官は,サーラ・クーゴンゲルワ=アマディーラ首相(Hon. Saara Kuugongelwa-Amadhila, Prime Minister)を表敬しました。武井政務官からは,解放闘争の英雄である,アンディンバ・トイヴォ・ヤトイヴォ氏ご逝去に対し弔意を表しました。また,ナミビアが進めている貧困・経済格差削減政策を我が国として引き続き支援するとともに,貿易投資や経済協力を始め,様々な分野で両国関係を一層強化していきたい旨述べました。これに対し,クーゴンゲルワ=アマディーラ首相から,日本政府によるナミビアの開発目標達成に向けた支援別ウィンドウで開くに感謝するとともに,貿易投資,人物交流等へのさらなる協力を期待する旨述べました。このほか,双方は地域情勢や国際場裡の課題についても意見交換を行うとともに,武井政務官から,2025年大阪万博の誘致に向けた働きかけを行いました。

  • 画像1
    クーゴンゲルワ=アマディーラ首相への表敬

2  ムシェレンガ国際関係・協力副大臣との会談
 武井政務官は,ペヤ・ムシェレンガ国際関係・協力副大臣(Hon. Dr. Peya Mushelenga, Deputy Minister of International Relations and Cooperation)と会談を行いました。武井政務官からは,ヤトイヴォ氏ご逝去に対し,弔意を表しました。また,ダイヤモンドやウラン等の鉱産資源やカニ・エビといった水産業のポテンシャルの高いナミビアへの日本企業の関心も高まっていることに触れるとともに,2015年1月の開設から2年半が経過した在ナミビア日本国大使館別ウィンドウで開くの活動に引き続き支援をいただきながら,貿易投資促進や経済協力を始め,様々な分野で両国関係を一層強化していきたい旨述べました。これに対し,ムシェレンガ副大臣から,ナミビアから日本に対する貿易の拡大・電力分野を含む日本の技術移転及び人材育成について協力を期待する旨述べました。このほか,双方は地域情勢や国際場裡の課題についても意見交換を行うとともに,武井政務官から,2025年大阪万博の誘致に向けた働きかけを行いました。

  • 画像1
    ムシェレンガ国際関係・協力副大臣との会談

3 その他
 武井政務官は,平成27年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件で校舎(4教室)及び集会場所の屋根の建設を日本が支援したヒルサイド小学校を訪問し,サッカーボールを寄贈しました。また,武井政務官は,ナミビア国営放送(NBC)を訪問し,放送コンテンツ等海外展支援事業によるコンテンツ授与式典に出席しました。

 また,我が国が協力し,ナミビア政府が策定した「国際物流ハブマスタープラン」(注:我が国の支援「国際物流ハブ構築促進プロジェクト別ウィンドウで開く」)の実施において重要な拠点であるウォルヴィスベイ港を訪問し,港湾施設の機能拡張状況等についてナミビア港湾公社から説明を受けるとともに,港湾施設を視察しました。
  • 画像1
    ヒルサイド小学校訪問
  • 画像2
    ナミビア国営放送(NBC)訪問

報道発表へ戻る