報道発表
大﨑洋 吉本興業株式会社代表取締役社長による岸田外務大臣表敬(結果)


本7日午後4時5分から約20分間,岸田文雄外務大臣は,大﨑洋吉本興業株式会社代表取締役社長の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,岸田大臣から,現在,世界では,保護主義や内向きの傾向,格差の問題など顕在化する中,貧困,保健,教育など,SDGs(国連の持続可能な開発目標)の課題に国際社会全体で取り組む必要があるが,国内でも,雇用や女性の活躍など国内の課題への取組も不可欠,この点で,若者をはじめ幅広い世代に影響力のある吉本興業がSDGsの広報・啓発に取り組んでいることは大変ありがたい,政府としても,安倍晋三内閣総理大臣を本部長とするSDGs推進本部を立ち上げ,政府全体として取り組んでいる,今後とも協力・連携していきたい旨述べました。
2 これに対し,大﨑社長から,SDGsは奥深いテーマであり,吉本興業としては「笑い」を通じてその垣根を低くする役目を担えれば良いと思っている,今後ともSDGsの広報・啓発に向けて,外務省,国連等とも連携しながら,積極的に取り組んでいきたい旨述べました。
3 懇談の場では,吉本興業側から,4月20日から23日にかけて沖縄で開催予定の第9回沖縄国際映画祭(「島ぜんぶでおーきな祭」)にて企画しているSDGs推進に関する取組(SDGs動画の放映,フォトコンテスト,スタンプラリー(「そうだ!どんどんがんばろう!スタンプラリー」))につき紹介。同席の根本かおる国連広報センター所長から,「笑い」の人々に与える影響力に言及しつつ,吉本興業との協力を通じて更に国内におけるSDGs認知度の向上に努めたい旨述べました。以上を受けて,岸田大臣から,まずは国民の皆様にSDGsとは何かを理解していただくことが重要,こうした取組を更に推進いただきたく,協力・連携を深めていきたい旨述べました。