報道発表
タリブ・リファイ世界観光機関(UNWTO)事務局長による松山外務副大臣表敬
平成25年9月13日


1 本13日午後5時から約20分間,松山政司外務副大臣はタリブ・リファイ(Taleb Rifai)世界観光機関(UNWTO)事務局長の表敬を受たところ,概要は以下のとおりです。
2 冒頭,松山副大臣から,リファイ事務局長の再任に対する祝意を述べた上で,訪日外国人数が震災前の水準にまで回復したことに触れつつ,震災後のUNWTOからの協力に対し謝意を表明しました。これに対し,リファイ事務局長から,2020年のオリンピック・パラリンピックの開催都市が東京に決まったことに祝意を述べました。
3 また,リファイ事務局長は,観光により人的交流が進展することの重要性を強調し,途上国支援や人の移動の円滑化における日本との更なる協力を呼びかけました。松山副大臣からは,日本再興戦略の下で7月に査証発給を緩和し,同月の訪日外国人数が過去最高の100万人を越えたことや,観光分野での我が国の途上国支援の様々な取組を紹介し,日本とUNWTOの取組が相まって世界の観光が成長していくことを期待する旨述べました。松山副大臣とリファイ事務局長は,UNWTOに対する日本の人的貢献の強化が有益であることについても意見が一致しました。
(参考)
リファイUNWTO事務局長は,2010年に事務局長に就任。本年8月の第20回UNWTO総会において事務局長に再任(任期は2017年末まで)。