報道発表
第4回野口英世アフリカ賞受賞者による山田外務副大臣表敬
令和5年3月13日


3月13日、山田賢司外務副大臣は、第4回野口英世アフリカ賞受賞者による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、山田副大臣から、第4回野口英世アフリカ賞受賞への祝辞を述べつつ、充実した訪問になることを祈念する旨述べました。これに対し、受賞者から、各々の取組について説明の上、昨年のTICAD8において野口英世アフリカ賞を受賞したことは光栄であり、この機会に日本を訪問することができ喜ばしく思う旨述べました。
- また、山田副大臣から、カリム夫妻によるHIV/エイズ感染症及び新型コロナウイルス感染症対策への世界的貢献、並びにカーターセンターのギニア虫症撲滅プログラムによる、ほぼ完全なギニア虫症の撲滅達成をたたえた上で、我が国としても、今後とも「人」に注目した日本らしいアプローチの下、医療従事者一人一人を支えていく考えを伝えました。これに対し、受賞者から、日本による資金援助などの支援への謝意を表明しつつ、保健分野における一層の貢献に期待している旨述べました。
- 最後に、山田副大臣から、本年30周年を迎えるTICADプロセスを通じ、受賞者とともにアフリカの力になれるよう協力していきたい旨述べました。
(参考)表敬した第4回野口英世アフリカ賞受賞者一行
- (1)サリム・S・アブドゥル・カリム博士(Dr. Salim S. Abdool Karim)
南アフリカ・エイズ研究プログラムセンター所長/クワズル・ナタール大学教授 - (2)カライシャ・アブドゥル・カリム博士(Dr. Quarraisha Abdool Karim)
南アフリカ・エイズ研究プログラムセンター次長/クワズル・ナタール大学教授 - (3)アダム・ウェイス(Mr. Adam Joseph Weiss)
米カーターセンター・ギニア虫症撲滅プログラム担当ディレクター - (4)メーガン・マーツ(Ms. Meagan Clem Martz)
米カーターセンター上級副部長