報道発表
日・カナダ外相テレビ会談
令和3年11月26日


11月26日、午前8時00分から35分間、林芳正外務大臣は、メラニー・ジョリー・カナダ外務大臣(The Honourable Mélanie Joly, Minister of Foreign Affairs of Canada)と日・カナダ外相テレビ会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林外務大臣から、ジョリー外務大臣の就任に対し祝意を述べるとともに、良い関係を築き、共に日加関係を一層強化していきたい旨述べました。これに対して、ジョリー外務大臣から、林外務大臣の就任に対して祝意を述べ、世界の様々な諸課題に対し、共に連携していきたい旨述べました。また林外務大臣から、ブリティッシュコロンビア州等で発生した洪水等の被害についてお見舞いを述べました。
- 両大臣は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた6つの優先協力分野において、今後、その具体的協力について協議を進めていくことで一致しました。
- 両大臣は、中国や北朝鮮等の地域情勢について意見交換を行いました。
中国については、東シナ海・南シナ海における力による一方的な現状変更の試み及び経済的威圧に対して、引き続き強く反対していくことで一致しました。
また、核・ミサイル活動を含む北朝鮮情勢についても意見交換を行い、拉致問題への対応を含め、北朝鮮への対応について、引き続き連携していくことを確認しました。その際、林外務大臣から、カナダによる「瀬取り」対応への参加を高く評価する旨述べました。