報道発表
日英外相電話会談
平成30年8月20日
本20日午後4時45分から約15分間,河野太郎外務大臣は,ジェレミー・ハント英国外務・英連邦大臣(The Rt Hon Jeremy Hunt MP, Secretary of State for Foreign and Commonwealth Affairs of the United Kingdom)との間で電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,河野大臣から,ハント大臣の外相就任を歓迎する旨述べたのに対し,ハント大臣から,日英関係の強化に取り組みたい旨発言がありました。
- 英国のEU離脱について,河野大臣から,予測可能性や透明性の確保が重要である旨述べ,日系企業を含む経済界への配慮を要請しました。ハント大臣からは,英国の新交渉方針は日本企業を含めた経済界の利益に資するものであり,英国で活動する日本企業を支援したい旨発言がありました。
- 北朝鮮問題に関し,河野大臣から,北朝鮮の海上での不正取引を監視する国際的な努力に貢献するための英国海軍艦船「サザーランド」等の派遣を高く評価する旨述べるとともに,両大臣は,全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な,検証可能な,かつ,不可逆的な廃棄(CVID)の実現や国連安保理決議の完全な履行に向け,引き続き連携していくことで一致しました。