報道発表
岸田外務大臣とクラーク国連開発計画(UNDP)総裁との会談
平成27年8月29日

本29日,午後1時10分から約60分間,岸田文雄外務大臣は,「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム(WAW! 2015)」に出席するため訪日したヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁(H.E. Miss Helen Clark,Administrator of the UNDP)と昼食を交えつつ会談を行いました。概要は以下のとおりです。
1 岸田大臣より,今年3月の第3回国連防災世界会議に次ぐ訪日への歓迎とWAW!2015への貢献に謝意を表明した上で,本年は持続可能な開発のための2030アジェンダが採択される節目の年であり,女性のエンパワーメント,気候変動,防災,保健等の共通の重要課題で,UNDPとの連携を強化していきたい旨述べました。また,来年ケニアで開催される次回TICADの成功に向け共催者であるUNDPと協力していきたい,持続可能な開発のための2030アジェンダ実施や日本人職員の増強に向け更に協力したい旨述べました。
2 これに対しクラーク総裁より,WAW!2015における意見交換は大変有意義であった,気候変動,人道支援と開発支援の連携,エボラ出血熱対応,TICADプロセス,女性のエンパワーメント,ネパール復興等の共通の重要開発課題の解決に向けて日本と緊密に協力していきたい,日本人職員の増強に向け更に取り組んでいきたい旨述べました。
3 岸田大臣とクラーク総裁は地球規模課題の解決のため,未来に向けて連携を更に強化していくことで一致しました。
(参考1)ヘレン・クラークUNDP総裁
ニュージーランド自然保護大臣,住宅大臣,保健大臣,労働大臣,副首相を歴任後,1999年から2008年まで首相を務めた。2009年4月より現職。クラーク総裁は,国連において事務総長,副事務総長に次ぐ国連事務次長としてUNDPを率いる一方,国連開発グループの議長を兼任。前回の訪日は今年3月,訪日はトータルで13回目。
(参考2)国連開発計画(UNDP)
UNDPは,国連システム最大の開発機関であり,高い専門的知識と豊富な経験,グローバルなネットワークを有し,ミレニアム開発目標達成やポスト2015年開発アジェンダ策定において主導的な役割を果たしている。UNDPは,第5回アフリカ開発会議を共催するなど,我が国の重要なパートナーである。ジェンダー平等,気候変動対策支援,人間の安全保障推進などの地球規模課題解決に向け,日本はUNDPと共に取り組んでいる。
1 岸田大臣より,今年3月の第3回国連防災世界会議に次ぐ訪日への歓迎とWAW!2015への貢献に謝意を表明した上で,本年は持続可能な開発のための2030アジェンダが採択される節目の年であり,女性のエンパワーメント,気候変動,防災,保健等の共通の重要課題で,UNDPとの連携を強化していきたい旨述べました。また,来年ケニアで開催される次回TICADの成功に向け共催者であるUNDPと協力していきたい,持続可能な開発のための2030アジェンダ実施や日本人職員の増強に向け更に協力したい旨述べました。
2 これに対しクラーク総裁より,WAW!2015における意見交換は大変有意義であった,気候変動,人道支援と開発支援の連携,エボラ出血熱対応,TICADプロセス,女性のエンパワーメント,ネパール復興等の共通の重要開発課題の解決に向けて日本と緊密に協力していきたい,日本人職員の増強に向け更に取り組んでいきたい旨述べました。
3 岸田大臣とクラーク総裁は地球規模課題の解決のため,未来に向けて連携を更に強化していくことで一致しました。
(参考1)ヘレン・クラークUNDP総裁
ニュージーランド自然保護大臣,住宅大臣,保健大臣,労働大臣,副首相を歴任後,1999年から2008年まで首相を務めた。2009年4月より現職。クラーク総裁は,国連において事務総長,副事務総長に次ぐ国連事務次長としてUNDPを率いる一方,国連開発グループの議長を兼任。前回の訪日は今年3月,訪日はトータルで13回目。
(参考2)国連開発計画(UNDP)
UNDPは,国連システム最大の開発機関であり,高い専門的知識と豊富な経験,グローバルなネットワークを有し,ミレニアム開発目標達成やポスト2015年開発アジェンダ策定において主導的な役割を果たしている。UNDPは,第5回アフリカ開発会議を共催するなど,我が国の重要なパートナーである。ジェンダー平等,気候変動対策支援,人間の安全保障推進などの地球規模課題解決に向け,日本はUNDPと共に取り組んでいる。