報道発表

岸田外務大臣とワルストロム国連事務総長特別代表(防災担当)との会談

平成27年8月29日

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  1.  本29日,午後0時10分から約15分間,岸田文雄外務大臣は,「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム(WAW! 2015)」に出席したマルガレータ・ワルストロム国連事務総長特別代表(防災担当)(H.E. Ms. Margareta Wahlström,Special Representative of the UN Secretary-General for Disaster Risk Reduction)と会談を行いました。概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,岸田大臣より,本年3月の第3回国連防災世界会議およびWAW!2015への貢献に謝意を表明した上で,東日本大震災を始めとする経験を教訓に強靱な社会の構築や防災の主流化を重視しており,防災における女性の参画推進を含め,国連国際防災戦略事務所(UNISDR)との連携を強化していきたい旨述べました。これに対しワルストロム特別代表より,第3回国連防災世界会議の開催に向けた日本の協力に改めて感謝するとともに,「仙台防災枠組2015-2030」を推進し防災の主流化を進めるため日本と緊密な連携を希望すること,またWAW!2015においては防災の取り組みで女性が活躍できるよう貢献したい旨述べました。

    2 岸田大臣は,ワルストロム特別代表による「世界津波の日」の制定への支持に謝意を表明した上で,ネパールの復興支援を紹介しつつ,「仙台防災枠組」の着実な実施やフォローアップを含めて,UNISDRと緊密に連携したい旨述べました。

    3 これに対し,ワルストロム特別代表は,「世界津波の日」の制定に向けた期待を表明するとともに,UNISDRは,持続可能な開発のための2030アジェンダ,COP21,ハビタット3を通じて防災の主流化に向けて,引き続き日本と緊密に協力したい旨述べました。


    (参考1)マルガレータ・ワルストロム国連事務総長特別代表(防災担当)
     国連アフガニスタン支援団事務総長特別副代表,国連人道問題担当事務次長補兼緊急援助副調整官を務めた。2004年のインド洋津波が発生した際は、人道支援に関する事務総長特別調整官としても活躍した。国連国際防災戦略事務局(UNISDR)のトップとして、2008年11月より現職。前回の訪日は今年3月仙台にて開催された第3回国連防災世界会議の主催者として訪日,訪日はトータルで10回目。

    (参考2)国連国際防災戦略事務局(UNISDR)
    UNISDRは,国連国際防災戦略を推進する国連の事務局で,2002年に正式発足した。国際的な防災戦略について議論する本事務局主催の国連防災世界会議は,第1回(1994年,横浜),第2回(2005年,兵庫),第3回(2015年,仙台)いずれも日本で開催された。防災分野を得意とする日本は,第3回会議で採択された「仙台防災枠組2015-2030」の推進や防災意識の醸成と情報共有等についてUNISDRと共に取り組んでいる。


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