報道発表

デ・ベニート駐日スペイン大使による薗浦外務大臣政務官表敬

平成27年3月5日
本5日午前11時15分から約30分間,薗浦健太郎外務大臣政務官は,ゴンサロ・デ・ベニート・セカデス駐日スペイン大使(H.E.Mr. Gonzalo DE BENITO Secades, Ambassador of Spain)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1.冒頭,デ・ベニート大使は,昨年まで開催された日本・スペイン交流400周年を通じ,皇太子殿下のスペイン訪問,首脳の相互訪問等が実現するとともに,800余の関連行事が実施され,両国関係は非常に良好であり,2013年10月のラホイ首相の訪日時に発表した共同声明「平和,成長とイノベーションのためのパートナーシップ」に基づき安全保障や経済関係の強化に尽力したい旨述べました。また,先般の邦人殺害テロ事件に対する弔意と連帯の意を表明するとともに,スペインも同様のテロを経験しており,そうした経験を踏まえて,日本と連携したいとの意思表明がありました。これに対し,薗浦政務官より,大使の着任を歓迎するとともに,2018年の日スペイン外交関係開設50周年に向け,両国関係をさらに発展させていきたい旨,また,テロ事件に関し,スペインからの連帯及び協力の意の表明に対し,日本政府及び国民を代表して感謝するとともに,スペインと協力をしていきたい旨発言しました。

2.薗浦政務官は,昨年の2020年オリンピック・パラリンピックの候補地として東京が開催地に決まった際,共に候補地として競ったスペインから祝福の言葉を頂いたことに触れ,デ・ベニート大使より,来年日本が国連非常任理事国になり,現在国連非常任理事国であるスペインと協力できることを期待する旨発言ありました。

3.両者は,南米や北アフリカに強みを有するスペインと,アジアに強みを有する日本との間で相互に協力していくことを確認しました。


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