報道発表
松山外務副大臣のスイス訪問(概要)
平成25年9月3日
8月29日から30日まで,松山政司外務副大臣は,スイスを訪問したところ,概要は以下のとおりです。
1.ベルン(スイス政府要人との会談)
(1)デランブロージョ教育・研究・イノベーション庁長官との会談(29日)
松山副大臣より東日本大震災に際してのスイスの支援に感謝するとともに,2007年の科学技術協力協定締結等を通じて緊密となった両国の関係を,来年の日・スイス150周年を契機として,さらに強化したい旨発言がありました。これに対し,マオロ・デランブロージョ長官(Dr. Mauro Dell’Ambrogio, State Secretary for Education, Research and Innovation)からは,留学生交流拡大,現在計画中の日・スイス150周年の科学技術関連事業等について説明がありました。
(2)ロシエ外務次官との会談(30日)
松山副大臣は,イヴ・ロシエ外務次官(Mr. Yves Rossier, State Secretary of the Federal Department of Foreign Affairs)と会談し,来年の日・スイス150周年を共に祝い,両国間の協力を強化することで一致しました。また,両国間航空輸送の相互自由化の推進(オープンスカイ)を始めとする二国間関係強化の方策や,国際場裏での日本とスイスの協力関係強化等について議論しました。さらに,松山副大臣より,東アジア情勢について説明し,我が国の立場について先方の理解を得ました。
(3)この他,松山副大臣は,カティー・リクリン国民議会議員及びゲルハルト・プフィスター国民議会議員(Ms. Kathy Riklin and Mr. Gerhard Pfister, Members of National Council)と会談を行い,東アジア情勢等につき説明をするとともに,日・スイス間の議員交流の活発化の重要性につき一致した他,国民議会議員,在留邦人との間で,来年の日・スイス150周年に向けた両国の協力のあり方,日本側の取り組み等について意見交換を行いました。
2.ジュネーブ(30日)
(1)欧州合同原子核研究機関(CERN)訪問
松山副大臣は,日本も参加する国際的な大規模研究プロジェクトを行っている欧州合同原子核研究機関(CERN)を視察しました。CERNには我が国から,昨年話題になった,質量の起源とされる「ヒッグス粒子」などを探索するATLAS(アトラス)実験を中心に,約200名の研究者等が参画しています。松山副大臣は,ロフル・ホイヤー所長(Dr. Rolf Dieter Heuer, Director General)等から,同機関の研究活動の概要等について説明を受けるとともに,同機関の活動の成果や日本人研究者の活躍などにつき意見交換を行いました。
(2)この他,松山副大臣は,ジュネーブの国際機関で活躍する日本人職員との間で,国際機関において日本の存在感を高めていくための方策などについて意見交換を行いました。
1.ベルン(スイス政府要人との会談)
(1)デランブロージョ教育・研究・イノベーション庁長官との会談(29日)
松山副大臣より東日本大震災に際してのスイスの支援に感謝するとともに,2007年の科学技術協力協定締結等を通じて緊密となった両国の関係を,来年の日・スイス150周年を契機として,さらに強化したい旨発言がありました。これに対し,マオロ・デランブロージョ長官(Dr. Mauro Dell’Ambrogio, State Secretary for Education, Research and Innovation)からは,留学生交流拡大,現在計画中の日・スイス150周年の科学技術関連事業等について説明がありました。
(2)ロシエ外務次官との会談(30日)
松山副大臣は,イヴ・ロシエ外務次官(Mr. Yves Rossier, State Secretary of the Federal Department of Foreign Affairs)と会談し,来年の日・スイス150周年を共に祝い,両国間の協力を強化することで一致しました。また,両国間航空輸送の相互自由化の推進(オープンスカイ)を始めとする二国間関係強化の方策や,国際場裏での日本とスイスの協力関係強化等について議論しました。さらに,松山副大臣より,東アジア情勢について説明し,我が国の立場について先方の理解を得ました。
(3)この他,松山副大臣は,カティー・リクリン国民議会議員及びゲルハルト・プフィスター国民議会議員(Ms. Kathy Riklin and Mr. Gerhard Pfister, Members of National Council)と会談を行い,東アジア情勢等につき説明をするとともに,日・スイス間の議員交流の活発化の重要性につき一致した他,国民議会議員,在留邦人との間で,来年の日・スイス150周年に向けた両国の協力のあり方,日本側の取り組み等について意見交換を行いました。
2.ジュネーブ(30日)
(1)欧州合同原子核研究機関(CERN)訪問
松山副大臣は,日本も参加する国際的な大規模研究プロジェクトを行っている欧州合同原子核研究機関(CERN)を視察しました。CERNには我が国から,昨年話題になった,質量の起源とされる「ヒッグス粒子」などを探索するATLAS(アトラス)実験を中心に,約200名の研究者等が参画しています。松山副大臣は,ロフル・ホイヤー所長(Dr. Rolf Dieter Heuer, Director General)等から,同機関の研究活動の概要等について説明を受けるとともに,同機関の活動の成果や日本人研究者の活躍などにつき意見交換を行いました。
(2)この他,松山副大臣は,ジュネーブの国際機関で活躍する日本人職員との間で,国際機関において日本の存在感を高めていくための方策などについて意見交換を行いました。