報道発表
日英外相電話会談
平成28年7月20日
本20日,午後4時10分から約15分間,岸田文雄外務大臣はボリス・ジョンソン英国外務・英連邦大臣(The Rt Hon Boris Johnson, Secretary of State for Foreign and Commonwealth Affairs)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 岸田大臣からジョンソン大臣に対し,外相就任に祝意を表しつつ,日英両国は法の支配を始めとする基本的価値を共有する戦略的パートナーであり,ジョンソン大臣と協力して,日英関係を一層強化したい旨を伝達しました。
2 また,岸田大臣から,英国のEU離脱については,予測可能性を高め,企業の円滑な活動を確保するためにも,英国とEUが協調し,今後の交渉の見通しを明確に示してほしい旨を要請しました。また,英国が欧州へのゲートウェイや世界金融のハブであり続けることへの期待は依然として高い旨指摘しつつ,英国で活動する日系企業に悪影響が出ないよう,あらゆる分野での適切な対応を依頼しました。
3 これに対しジョンソン大臣からは,EU離脱については今後基本方針を策定してEUとの関係についての方向性を示したい,日系企業への対応は我々の第一の優先事項である,英国は日本からの投資を重視しており,開かれた市場であり続けるべく取り組んでいく考えである旨の説明がありました。
4 ジョンソン大臣からは,昨年の訪日の経験に言及して日英関係強化に強い意欲が示され,両大臣は,日英両国が,米国とも緊密に連携しつつ,アジアを含む国際社会でのルールに基づく平和と繁栄に引き続き積極的に貢献していくことで一致しました。
1 岸田大臣からジョンソン大臣に対し,外相就任に祝意を表しつつ,日英両国は法の支配を始めとする基本的価値を共有する戦略的パートナーであり,ジョンソン大臣と協力して,日英関係を一層強化したい旨を伝達しました。
2 また,岸田大臣から,英国のEU離脱については,予測可能性を高め,企業の円滑な活動を確保するためにも,英国とEUが協調し,今後の交渉の見通しを明確に示してほしい旨を要請しました。また,英国が欧州へのゲートウェイや世界金融のハブであり続けることへの期待は依然として高い旨指摘しつつ,英国で活動する日系企業に悪影響が出ないよう,あらゆる分野での適切な対応を依頼しました。
3 これに対しジョンソン大臣からは,EU離脱については今後基本方針を策定してEUとの関係についての方向性を示したい,日系企業への対応は我々の第一の優先事項である,英国は日本からの投資を重視しており,開かれた市場であり続けるべく取り組んでいく考えである旨の説明がありました。
4 ジョンソン大臣からは,昨年の訪日の経験に言及して日英関係強化に強い意欲が示され,両大臣は,日英両国が,米国とも緊密に連携しつつ,アジアを含む国際社会でのルールに基づく平和と繁栄に引き続き積極的に貢献していくことで一致しました。