
日豪共同イニシアティブの核不拡散・核軍縮に関する国際委員会
平成20年9月26日
- 9月25日(木曜日)、ニューヨークにおいて、麻生太郎総理及びケビン・ラッド豪州首相は、「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」の委員が確定した旨発表した。これら委員の選定は、同国際委員会の共同議長である川口順子元外務大臣とギャレス・エバンス(The
Hon. Gareth Evans AO)元豪外相が協議を進め、個別に連絡をとり行われたものである。我が国政府としては、核不拡散・核軍縮の分野で世界的に名声が高く権威のある人物が本件国際委員会の委員に就任したことを歓迎する。(本件に関する川口・エバンス両共同議長によるメディア・リリースを別添する。)
- 本件国際委員会は、2010年のNPT運用検討会議に貢献するため、同会議に先かげて主要な報告書を発表することを主な目的としている。第一回会合は本年の10月19日(日曜日)から21日(火曜日)に豪州のシドニーにおいて開催され、我が国においては、明年半ばを目処に会合が開催される予定である。
- 我が国政府としては、本件国際委員会がNPTを基礎とする国際的な核軍縮・不拡散体制が抱える様々な課題に対し有益な解決策を提示できるよう、川口・エバンス両共同議長と委員の英知と貢献に期待する。
(参考) 本件国際委員会は、7月9日に行われた日豪首脳会談での合意に基づき日豪共同イニシアティブの下で立ち上がった。
【別添1】 川口・エバンス両共同議長によるメディア・リリース(日本語)(仮訳)
【別添2】 川口・エバンス両共同議長によるメディア・リリース(英語)