
原子力発電導入に関する3Sアジア地域セミナーの開催について
平成20年8月15日
- 外務省は、国際原子力機関(IAEA)との共催で、「核セキュリティ、原子力安全及び保障措置に関する地域セミナー」(原子力発電導入に関する3S(注)アジア地域セミナー)を、8月18日(月曜日)から8月22日(金曜日)まで、ベトナム(ハノイ)において開催する。
- このセミナーには、将来原子力発電を導入する可能性があるアジア諸国9か国(ベトナム、バングラデシュ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン、タイ、ラオス及びネパール)より政府関係者を招聘し、我が国の専門家が参加して、原子力の平和利用における3S確保の重要性についての認識を共有するとともに、これらに関する我が国の経験等を紹介する予定である。
- このセミナーは、本年7月に開催されたG8北海道洞爺湖サミットにおいて「3Sに立脚した原子力エネルギー基盤整備イニシアティブ」が開始されたことを受け、原子力の平和利用に当たっては3Sの確保が重要であることに対するアジア諸国の理解を深めるため、開催するものである。
(注) 3S:原子力の平和利用に不可欠な核不拡散/保障措置(nuclear
non-proliferation/safeguards)、原子力安全(nuclear safety)及び核セキュリティ(nuclear
security)の頭文字をとったもの。