
ミャンマー連邦に対する緊急支援について(IOMを通じたトタン板等の住宅建設資材の供与)
平成20年7月7日
- 我が国は、今般のミャンマー南部に上陸した大型サイクロンによる甚大な被害を踏まえ、国際移住機関(IOM)を通じ、300万ドルの緊急支援を実施することを決定した。
- 本件は、IOMの策定したサイクロン被災民のための住居復旧計画の実施のために拠出するものであり、本件計画の実施により、ミャンマー南西部エーヤワディー管区のボーガレー市、ピャポン市及びモーラミャインジュン市を中心とするサイクロン被災地域の約6、700世帯(約33,000人)に対し、トタン板(約16万枚)を含む住宅建設資材及び工具が配給される。
- なお、本件支援は、5月9日にミャンマーに対する当面の支援として実施を決定した1,000万ドルを上限とする緊急支援の一部として実施されるものであり、この支援により、1,000万ドル全ての支出につき決定したことになる。
(参考) 5月2日から翌3日にかけて、ミャンマーを直撃した大型サイクロンにより、同国南部を中心に甚大な人的・物的被害が発生した。6月24日のチョウ・トゥ外務副大臣の発表によれば、犠牲者数は8万4千人以上、行方不明者数は5万3千人以上である。