報道発表

イランにおける邦人拘束事件について(日・イラン外相電話会談)

平成20年6月16日
  1. イランにおける邦人拘束事件に関し、中村聡志氏の解放を受け、16日午後4時(イラン時間同日午前11時30分)から、高村外務大臣とモッタキ・イラン外務大臣が、約15分間にわたって電話会談を行った。
  2. 高村外務大臣は、本件の早期解決と中村氏の解放のため、モッタキ外務大臣を始めとするイラン政府関係各位が総力を挙げて取り組んだことにつき、改めて深甚なる謝意を表するとともに、今後とも、日・イラン関係の強化のために緊密に連携を取っていきたい旨述べた。さらに、小野寺副大臣をイランに派遣し、イラン外務省高官との会談において、改めて謝意を表する予定である旨述べた。
  3. これに対し、モッタキ・イラン外務大臣は、高村外務大臣の謝意に感謝するとともに、関係者の努力により中村氏が解放されたことは喜ばしい、誘拐グループ側の要求は実現されなかったが、仮に要求が実現されていれば、非人間的な行動を口実にして、これからも誘拐が繰り返されるはずであった、貴大臣の謝意をイラン政府要人にも伝達する旨述べた。
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