報道発表

宇野外務大臣政務官と潘基文国連事務総長の会談

平成20年5月25日
  1. 宇野治外務大臣政務官は、5月25日(日曜日)午後4時15分(現地時間)から約20分間、訪問中のミャンマーで潘基文国連事務総長と会談した。
  2. 宇野政務官は、以下のとおり発言した。
  3. (1)サイクロン被害に関するプレッジング会議はうまくいっており、国連、特に貴事務総長の指導力に敬意。23日に貴事務総長がタン・シュエSPDC議長と会見し、すべての援助要員の受入れを認めさせたことが大きな進歩。

    (2)我が国は2つの調査チーム(医療、沈没船引き上げ)を派遣することを決定し、本日到着する。また、更なる復旧・復興支援を検討していきたい。

    (3)今後とも、国連、関係諸国と協力して、ミャンマーの被災民の救済をはかりたい。

  1. これに対し、潘事務総長は以下のとおり述べた。
  2. (1)国際社会の支援を動員すべく、国連として最大限の努力を尽くした。

    (2)日本の力強い支援に感謝。沈没船引き上げは素晴らしいイニシアティブ。

    (3)サイクロン発生から約2週間、援助要員の受入れにつき、ミャンマー政府は柔軟でなかった。自分(潘事務総長)はタン・シュエSPDC議長に対し、エンゲージするアプローチで説得した。その結果、ミャンマー側は援助要員の受入れと、ヤンゴン空港、ヤンゴン港をトランスポーテーションのハブにすることを受け入れた。

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