
高村外務大臣とフラ・ミン在京ミャンマー大使との会談
平成20年5月20日
5月20日、午後3時30分から約20分間、高村外務大臣は、フラ・ミン在京ミャンマー大使と会談した。
- 冒頭、高村大臣からサイクロン被害による犠牲者、被災者に対し、お悔やみとお見舞いを申し上げるとともに、これまでの我が国の支援を説明したのに対し、フラ・ミン大使より日本政府及び日本国民の支援にあつく感謝する旨発言するとともに、引き続き支援を求めたい旨要請があった。
- .高村大臣より、今般、ミャンマーは全てのASEAN諸国から医療チームを受け入れることに同意したと承知しているが、我が国としては要請があれば緊急医療チームを早急に派遣することが可能である、事態の緊急性を踏まえ、我が国を含む国際社会から医療チームの早期受入れを強く求めたい旨申し入れた。フラ・ミン大使より、これまで日本の民間医療関係者は約30名受け入れてきたが、日本政府の申し入れをあらためて本国に報告したい旨述べた。
- 高村大臣より、ヤンゴン港における沈没船の引き上げに関し専門家を25日から派遣する旨述べた。また、これまでミャンマー側からトタン板(住宅資材)の供与につき、再三要請があったところ、高村大臣より、日本政府が政府資金を供与しているジャパンプラットホームを通じて、AEON及び日本郵船の協力を得て、1万枚を供与する方向で調整中である旨述べた。以上に対し、フラ・ミン大使より深く感謝する旨述べた。早急に派遣することが可能である、事態の緊急性を踏まえ、我が国を含む国際社会から医療チームの早期受入れを強く求めたい旨申し入れた。フラ・ミン大使より、これまで日本の民間医療関係者は約30名受け入れてきたが、日本政府の申し入れをあらためて本国に報告したい旨述べた。