報道発表

熱帯降雨観測衛星(TRMM)計画に係る協力に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の取決めの有効期間の延長に関する書簡の交換について

平成20年5月22日
  1. 熱帯降雨観測衛星(TRMM)計画に係る協力に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の取決めの有効期間を平成30年5月29日まで延長するための書簡の交換は、5月22日(木曜日)ワシントンにおいて、我が方加藤良三在米大使に代わる加藤元彦公使と先方コンドリーザ・ライス米国務長官に代わるジェフリー・マトキ(宇宙・科学・保健担当)国務次官補代理との間で行われた。
  2. この計画は、平成9年以来実施されてきたものであり、日本側については独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、また、米側については航空宇宙局(NASA)が実施者となり、特殊法人宇宙開発事業団(NASDA)(注)が開発した降雨レーダーを搭載するNASA熱帯降雨観測衛星を用いて観測データを取得し、同データを日米他の研究機関へ提供することにより、熱帯降雨の研究等の促進を図ることを目的としている。
  3. この計画は、熱帯地域の降雨観測技術の高度化に資するとともに、我が国とアメリカ合衆国との間の宇宙開発分野における国際協力の発展に寄与することが期待される。

(注) 平成15年にNASDAは解散し、JAXAが設立され、この計画に関する権利及び義務はNASDAからJAXAに承継された。

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