
「国際シンポジウム-沖縄から洞爺湖へ-『人間の安全保障』から見た三大感染症への新たなビジョン」の開催について
平成20年5月19日

- 外務省、世界基金支援日本委員会、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)は、5月23日(金曜日)と24(土曜日)の両日、グランド・プリンス・ホテル赤坂において「国際シンポジウム-沖縄から洞爺湖へ-『人間の安全保障』から見た三大感染症への新たなビジョン」(プログラム別添)を開催する。このシンポジウムでは、国内外から約130名の参加を得て、第4回アフリカ開発会議(TICADⅣ)や、G8北海道洞爺湖サミットに先立ち、三大感染症を中心とした国際保健協力のあり方や世界基金が国際保健協力に果たす役割について討議される予定である。
- このシンポジウムには、福田康夫内閣総理大臣、森喜朗元内閣総理大臣、緒方貞子JICA(国際協力機構)理事長、ミッシェル・カザツキン世界基金事務局長、ピーター・ピオットUNAIDS事務局長、河野雅治外務審議官のほか、WHO、世界銀行など、三大感染症や国際保健問題に携わる国際機関、各国・地域の政府機関、学術機関、財団、NGOなどの関係者が出席する。
- また、福田総理大臣は、冒頭開会セッションにおいて世界基金を通じた我が国の貢献や国際保健協力における我が国の役割についてスピーチを行うことを予定している。
(参考) 世界基金について
世界基金は、2000年の九州・沖縄サミットが契機となって、開発途上国等における三大感染症の予防、治療、ケア等の対策を無償で資金支援する目的で2002年1月に設立され(本部:ジュネーブ)。これまで世界の136カ国において約107億ドルまでの資金供与をコミットしている。