
技術協力に関する日本国政府とモルドバ共和国政府との間の協定の署名について
平成20年5月14日
- 我が国政府は、「技術協力に関する日本国政府とモルドバ共和国政府との間の協定」(日・モルドバ技術協力協定)をモルドバ共和国政府と締結することとし、同協定の署名が、5月14日(水曜日)(現地時間、同日)、モルドバの首都キシニョフにおいて、我が方馬渕睦夫駐モルドバ国大使と先方イーゴル・ドドン第一副首相兼経済貿易大臣(Mr.Igor
DODON, First Deputy Prime Minister, Minister of Economy and Trade of the
Republic of Moldova)との間で行われた。
- この協定は、我が国の専門家、シニア海外ボランティア及び調査団のモルドバへの派遣並びに同国からの研修員の受入れ等の技術協力の実施に当たって、モルドバ政府のとるべき措置等を包括的に定めたものである。
- この協定により、これまで技術協力の個々の案件毎にモルドバ政府に求めていた我が国関係者に対する特権免除及び便宜の供与が包括的に定められることになり、同国における我が国の技術協力がより円滑に実施され、モルドバの経済・社会開発に一層貢献することが期待される。
- 今回のモルドバとの間の技術協力協定への署名は、我が国が1970年に初めてブラジルとの間で同趣旨の協定に署名して以来、73件目となるものである。