報道発表

イエメン沖における日本籍原油タンカー「TAKAYAMA」襲撃事件について

平成20年4月22日

 本件事件に関し、我が国がインド洋で活動する有志連合軍海上部隊から得た情報は以下のとおり。

  1. 4月21日(月曜日)午前、IMB(International Maritime Bureau:国際海事局)からアデン湾を航行中の日本船籍の原油タンカー「TAKAYAMA」に対し海賊の襲撃があったという情報を得た。
  2. 「TAKAYAMA」は、5隻の小型船に乗った海賊によって襲撃を受けた。
  3. 当時、「TAKAYAMA」がいた海域を哨戒活動中の軍艦(有志連合軍海上部隊所属)が、救助のため「TAKAYAMA」の方へ向かった。
  4. 当該軍艦と「TAKAYAMA」とは常に交信を保った。
  5. 当該軍艦が「TAKAYAMA」の近隣に到着するまでの間に、「TAKAYAMA」は攻撃を受け軽微な損傷を被った。
  6. 軍艦の現場到着時には海賊は既に立ち去っていたが、当該軍艦は「TAKAYAMA」の損傷の程度の検証、船員の健康の再確認をした上で、現場を離脱した(けが人は無し)。
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