
アフリカにおける平和支援活動強化のためのG8関連専門家会合「第5回アフリカ・クリアリングハウス会合」の開催について
平成20年4月22日
- 我が国政府は、4月23(水曜日)と24日(木曜日)の両日、アフリカにおける平和支援活動(Peace
Support Operations:PSO)の強化に関する、本件会合を東京都内にて主催する。牛尾 滋外務省中東アフリカ局アフリカ第一課長が議長を務め、G8各国、国連、EU、AU(アフリカ連合)、北欧諸国、中国等の外務省、防衛省の担当者が参加する。
- 今次会合では、G8及び北欧諸国などが、アフリカ諸国の平和維持能力の強化等のための各種取組につき紹介するとともに、アフリカ待機軍(Africa
Standby Force)の2010年までの設立に向けた議論等が行われる予定である。
- 我が国としても、TICADⅣ及びG8北海道洞爺湖サミットを見据えつつ、今次会合の開催も契機として、アフリカのPKOセンターへの支援を含め、アフリカでのPSO活動に積極的に取り組んでいく予定。
【参考】 アフリカ・クリアリングハウス会合について
(1)2004年の米国シーアイランド・サミットにて合意された「G8行動計画 世界的な平和支援活動(PSO)能力の拡大」に基づいて発足したG8及び関心国の専門家レベル会合。アフリカ諸国の平和維持能力の強化及びその関連活動の向上に向けた各国・機関の取組を活性化するための情報センター(“a
clearinghouse”)となることが期待されている。
(2)2004年10月に第1回会合が米国主催にて開催され、以後、年1回を目処としてG8議長国の持ち回りで開催されている(我が国主催による今次会合は、米、英、露、独に続き5回目)。