報道発表

横須賀市における強盗殺人事件(米海軍兵容疑者に対する逮捕状請求について)

平成20年4月3日
  1. 4月3日(木曜日)14時50分、高村外務大臣は、シーファー駐日米国大使を招致し、3月19日に横須賀市において日本人男性(61歳)がタクシー内で強盗・殺害された事件に関し、米海軍兵が容疑者として特定され、同容疑者に対する逮捕状の発出が行われたことを受けて、以下のとおり申し入れを行った。なお、米側は、クラウダー第七艦隊司令官、ケリー在日米海軍司令官、フロック在日米軍副司令官他が同席した。
  2. (1)  今般再び、横須賀において、米軍人による強盗殺人という凶悪事件がまたも発生したことは極めて遺憾であり、綱紀粛正、再発防止策の徹底を求める。

    (2)  今般の犯罪は極めて凶悪な犯罪であり、起訴前の容疑者の身柄の引渡しを求める。

  1. これに対し、シーファー駐日米国大使は、以下のとおり述べた。
  2. (1)  米国として今回の事件を極めて遺憾で申し訳なく思っており、被害者及びその御遺族の方々に心からお見舞い申し上げたい。

    (2)  起訴前の容疑者の身柄の引渡しに合意する。

    (3)  米側としては今回の事件を極めて深刻に捉えており、捜査への全面協力を約束するとともに、綱紀粛正と再発防止に最大限努力したい。

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