
奥・井ノ上記念日本青少年国連訪問団の国連本部訪問について
平成20年3月19日
- 外務省は、平成19年度高校生主張コンクールおよび中学生作文コンテストの特賞入選者8名を、3月24日(月曜日)から30日(日曜日)までの期間、奥・井ノ上記念日本青少年国連訪問団として、ニューヨークの国連本部他に派遣する。
- 本派遣事業は、21世紀を担う優秀な我が国青少年をニューヨークに派遣し、国連を含む国際機関等への訪問を通じて、世界の平和と繁栄のための国際社会の活動への興味を深めてもらい、将来的に国際社会で活躍する人材を育成することを目的とするものであり、今回で7回目を迎える。
- 同訪問団のメンバーは、ニューヨーク滞在中、国連本部、UNICEF(国連児童基金)、UNDP(国連開発計画)、各国政府代表部を訪問する他、国連邦人職員との懇談及び現地高校生との交流を行う。
(参考)
本派遣事業は、平成13年度に当時外務省国連政策課長であった故・奥克彦大使の発案により始められたものであり、イラクの平和と復興を願いつつ殉職した奥大使及び井ノ上書記官の功績を称えるとともに、日本の青少年に世界の平和と繁栄に貢献することの大切さを伝えるとの意義を踏まえ、我が国の国連加盟50周年にあたる1昨年より両名の名前を冠することとなった。